プチラットについて

こんにちは。

 

今回は前回の内容と打って変わって最近飼い始めたプチラットのお話をしたいと思います。

どうやらプチラット、和名をヤワゲネズミと言うのですが、飼育方法等の情報が少ないようなのでここで広めてやろうと思います(笑)

確かにネットで調べても詳しい飼い方はほとんど出てきませんでした…。

 

ではまずプチラット(ヤワゲネズミ)の基本情報から…。

成体の体長→約15cm(尾の長さ約11cm)

成体の体重→約60~75g

…体重が60~75gと書きましたがうちのプチラットは約90gですので大きい子だと100gぐらいはあるのではないかと思います。

 またプチラットは名前にラットと付いていますがラットとは全く違う別の種類になるので、ラットとの子供は作ることが出来ません。

 

ここからは私が家で飼育してる方法になるのですが大体の飼育方法を記したいと思います。

…ざっくり言ってしまえば、飼い方はハムスターと同じです(笑)

うちではゴールデンハムスターを1頭飼っていますが、プチラットもゴールデンハムスターとほぼ同じように世話をしています。

することは主に3つだと思います。

①餌の取り換え

②水の取り換え

③床材の取り換え&消毒(週1)

その他に毎日残餌のチェックや水の減り具合、糞の状態などをチェックしていますがこれは当たり前のことなので項目には入れませんでした。

当たり前にすることとは言ってもこれは動物の健康を管理する上でかなり重要になるので確実に行うべきです。特にラットは身体が小さい生き物なので異変にいち早く気がついて上げることが大事になってきます。

 

餌や水の説明の前にケージに付いてですがうちでは三晃商会さんのSH3というケージを使っています。ですが正直少し狭いなぁと思いますし、もう少し高さがあるケージの方がオススメだと思います。ラットは登るのが好きなので👍あと回し車は結構好きです。

またシェルターはあった方がいいと思いますが、うちの子は使ってくれません(笑)

 

ケージの話はこの辺で本題に入ります。

まず①餌についてです。

うちではハムスターを飼育しているのでプチラットにもハムスター用ペレットの『ハムスタープラス』を与えています。(その他に小動物用のミックスフードも1gほど与えています)

色々調べると実験動物用のペレットを与えている方が多いなぁと感じるのですが、正直実験動物用のペレットはペットショップ等であまり売っていませんし、私は見たことがありません(笑)

ですので買うとするとネットショップになると思いますが、私的には面倒くさいし、実験動物用のペレットはサイズが大きい物が多くあまり食いつきが良くありませんでした…。(食べにくいのだと思います)

 

うちで与えている『ハムスタープラス』は多少値段は高いですが、個人的に信頼できる会社のフードで食いつきも良いので安心して与えることが出来ます。(余談ですがうちのハムスターはふやかさないと食べてくれません(笑))

 

で、与える量なのですが体重の10%程度が良いそうです。10%と言ったらうちの子で言うと大体9g程なのですが、正直そんなには食べてくれませんでした(笑)うちではおやつ等も合計して約6~7g程度与えています。 このぐらい量だとちょうど完食してくれます。

 

 

次に②水についてです。

正直これは特にありません(笑)

1日1回は必ず水を替えて替える際には水の減り具合等をチェックするぐらいです。日本でしたら水は水道水で全然構いません。

 

 

最後に③の床替え、消毒についてです。

私はハムスターと同じように床替えとケージの水洗いを1週間に1度行なっています。

これは私の個人的な感想なのですが、ハムスターがほぼ無臭なのに対し、プチラットの尿はめっちゃ臭います。ですので私の場合、尿の付いている部分は定期的に洗い臭わないようにしています。(うちの子は回し車で尿をするので回し車を頻繁に洗っています)

 

消毒の方は特に消毒液を使っているという訳ではなく2週間に1度ほど床替えの際に熱湯でケージを洗い、熱湯消毒をしています。個人的に消毒液は動物にどんな悪影響が出るのか分かりませんのであまり使いたくありませんね…。

 

 

プチラットの飼い方は簡単に上記のような感じになると思います。もし気になることや分からないこと、ご指摘等ありましたらお気軽にコメントを下さい。これでも動物の生態や飼育方法の専門分野を齧っていますので。

 

ここからはプチラットを飼ってみての感想になりますが、一番驚いたことは『力がメッチャクチャ強い』事です。

前にも述べましたが私はプチラットをお迎えする前からゴールデンハムスターを1頭飼育していたので同じ感覚でいましたが本当に比べ物になりません😲

うちの子はまだ人慣れしていないので抱っこすると暴れるのですが力が強いためすぐに逃げられます(笑)

ですのであまり小さいお子さんが飼育したりするのは向いていない種かなと思います。

 

で、結構飼育を考える際に重要視される方も多いと思うのですが懐きやすさについてです。(あくまで個人の考えです)

プチラットはラットと名前に付いていますが、ラットと思って飼うことはオススメしません。

ラットは人間に品種改良されかなり人になつきやすく扱い易い個体だと個人的に思っていますが、プチラットは率直に言って扱いづらいです。

そしてラットのようには懐かないと思った方が無難かと思います。

 

私は今まで5頭程のラットに関わりましたがどの子も大人しくて人に寄ってきて肩に乗ったり抱いても嫌がったりしませんでした。ですが、うちのプチラットはめっちゃ噛みます(笑)

(噛む力もかなり強いので噛まれたら必ず出血すると考えてください)

ペットショップで購入する際も店員さんに懐いている様子は全くなく逃げ惑って暴れていました。

 

まぁ、今後うちの子はベタ慣れにさせる予定ですが(笑)、慣れるか慣れないかでいうとかなり慣れにくいのではないかと思います。

そのあたりは知った上でプチラットちゃんを購入して頂きたいと思います。ラットと思って買ったら全然違って捨てるなんて事がないように…(正直ラットと違う種類のネズミをラットと名付けて売っているのはどうかと思いますが(笑))

 

 

では今回はこのあたりで終わりにしようと思います。

プチラットという動物自体初めて知ったという人もいるかもしれませんが今後出会う機会もあるかもしれないので覚えていて損は無いと思います(笑)

 

ご意見等はコメント、もしくはTwitter、メール等でお気軽にどうぞ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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↑うちのプチラットの『渚妙』 です。

 

 

2017.06.15  のま